こんにちは(^^)
最近ずっとキャンプに行けないので、キャンプレポートが書けないシバちゃんです。
でも今週末は1ヶ月半ぶりのキャンプに行ける予定で、今からワクワクとても楽しみです(^^)
子供の遠足状態ですね~(^^ゞ
さてブログの方はと言いますと、前回の石油ストーブに引き続いて今日もお手入れシリーズを行ってみたいと思います。
今日のお手入れ品はこれです。
そうです、キャンプでの焚き火には欠かせない手斧のお手入れをやってみたいと思います。
今年の冬に手入れをしてからずっとほったらかしなので、段々と切れが悪くなっています。
そろそろ研ぎをやろうかな~と思いながら、なかなか出来ませんでした。
本格的な焚き火シーズンに入りますので、その前によく切れる斧に仕上げたいと思います。
『焚き火に斧なんて必要なの?』
という声も聞こえて来そうですが・・・
みなさんキャンプ場で買った薪の火付きが悪かったり、煙モクモクで困った事はありませんか?
一般にキャンプ場で販売されている薪は、中割りと呼ばれる比較的太さのある薪だと思います。
これをそのまま使おうとすると、なかなか火がつかなかったり、仮に火がついても煙モクモクでくすぶったりして・・・・・
『なんだよ!薪の乾燥が悪いんじゃないの?(怒)』
とキャンプ場や薪に八つ当たりをする事もあるのでは?と勝手な想像をしています。
・・・・・・と偉そうなことを言う私自身も、燃えない太い薪を燃やしてモクモクさせていた時がありました(^^ゞ
焚き火の火が大きくなって火力が強くなれば太めの薪でも燃やすことも出来るし、太めの薪は一度燃え始めると確かに火持ちも良いのですが、着火する時はもっと細く割った薪でなければいくらバーナーや着火剤を持ち出しても、そう簡単に着火する事は出来ません。
特に広葉樹系のクヌギやナラのような硬い木の本格的な薪だと火持ちは最高に良いですが、これらの種類の薪の太めのやつに着火するのは至難の業です。(出来れば最初の焚き付けには、マツや杉、桧といった針葉樹系のやわらかい木が適しています)
そう、この中割りの太めの薪はそのままでは使えないので、これを細く割って使うために斧や鉈が必要なんですね~
焚きつけ⇒細割り⇒中割り という感じで、徐々に太くして燃やしていきます。
細く割った焚き付け用の薪なら、バーナーや着火剤など無くても着火することができます。
さてそのために必要な斧なのですが、私の使っている斧はホームセンターで買った1500円+消費税の安物の斧です。
この斧を薪に当てがって背をハンマーで叩いて薪を割ります。
斧の背が変形するほど叩いていますね~(^^;
安物なので、土の上でもコンクリートの上でもお構いなしに使うことができます。
お値段の高い斧だとそんな手荒な使い方はできませんが、この安物なら刃こぼれも平気です。
でも切れが悪いので、刃研ぎのお手入れは欠かせません・・・・・研いだ時だけ切れるのです(^^ゞ
さて刃の研ぎ方ですが、もちろん包丁のように砥石を使って手作業というやり方もあるのですが、私はこんな物を使ってこの安物の斧を研いでいます。
これは鉄工関係の仕事をする人たちの業界用語で
『サンダー(Sander)』
(2020.06.13訂正)サンダーの語源は『thunder』ではなく『sander』研磨機でした。訂正します。
という愛称で呼ばれるディスクグラインダーという電動工具です。
モーターで切断用や研磨用ディスクを回転される電動工具なのですが、回転数は何と
12000min-1(rpm)の超高速回転です。
あとこの高速回転によって生じる
強いジャイロ効果があり、扱うのに
この工具の大きさから想像するよりもかなり余分の握力と腕力が要るため、初めて取り扱う人はちょっと戸惑うかも知れません。
また切断用や研磨用のディスクの選択にも知識
(最高使用回転数とか、工具とディスクの組み合わせもあります)が必要ですので、もしも試してみようと思われる人は事前によく調べるか、知識のある人に聞いてから使用して下さいね。
つまりとても便利な道具なのですが、
使い方を誤ると大けがをしますので慎重に取り扱う必要があります。
あと適切な保護具も必要ですね。
手作業だとメチャ時間がかかりますが、この方法だと3分もあれば荒砥は終わります。
その後に手仕上げをやったとしても、合計15分もあればお手入れ終了です。
きれいに仕上がりましたよ~
この切れ味を見て下さい。
我ながら見事な研ぎあがりで、鋭い刃を付けることができました(*^^)v
これでまたしばらくはパカ~ンと気持ちよく薪を割る事が出来そうです(*^^)v
今週末のキャンプが楽しみです(#^^#)
<独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました>