コールマンケロシンランタン639C700のジェネレータ交換
こんにちは
今日は昨年11月に購入したコールマンケロシンランタン639C700ですが、今年の6月頃から何やら燃焼が悪くなり、ジェネレータの掃除を2度ほどやりました。
でも今ひとつカーボンの詰まりが取りきれていないのか? 使用中に内圧が下がった訳ではないのに暗くなる事があります。
という事で、今日はジェネレータの交換をやる事にしました。

日本国内で販売されていない639C700は、コールマンの修理サポートを受けられないため、もちろん自分でやらなければなりません。
部品の購入も通販ですね。
でも簡単ですので、ぜひご自分でやってみて下さい。

必要な工具はプラスドライバー、スパナ(13×2本)、メガネレンチ(11)です。
さてやってみましょう。
まず一番大切なところですが、タンク内に圧がかかていない事を確かめます。

つぎにトップのベンチレーターやグローブを外します。

そしてプラスドライバーを使って、燃料コックのつまみを外します。


次にプレヒート用のアルコールカップを持ちあげながら、ヒートシールドを取り外します。


マントルを付けたままで作業をしていますが、私がマントルをケチっただけで特に意味はありません(^^ゞ
そしてヒートシールドの下に隠れているボルトを、メガネレンチ11番を使って外します。
このボルトは最初はすごく固く締まっていて、初回は緩める時にスパナを滑らせそうになって苦労しました。


コールマン純正のメンテナンス用スパナを持っている人もおられるかも知れませんが、この十字架のような形のスパナでこのボルトを緩めるのは至難の業で、実際不可能です。 という事でご自分でメンテをやってみたい人は、ぜひこのメガネレンチ11番を購入されることをオススメします。

ボルトが外れたら、バーナーアセンブリーを持ち上げて外します。

最後にカラーと呼ばれる輪っかを外します。

そして次にいよいよジェネレータを外しますが、これにはスパナ13番が2本必要になります。
一本のスパナをバルブアセンブリー本体、もう一本のスパナをジェネレータの取り付け用ジャムナットにかけます。

そして2本のスパナを片手でグッと握ると、ナットは簡単に緩める事ができます。
方向を間違えないように気を付けて下さいね~

後はジャムナットを手で緩めてジェネレータをバルブアセンブリーから外します。
この時ジェネレータ内に溜まっている少量の灯油が漏れ出て来ますので、注意して下さいね。

これが新旧ジェネレータの比較です。
古い方は熱で曲ってしまっています。

これがバルブアセンブリーの内側にある、ジェネレータ内に挿入されている針金のような物の先を引っかける部分です。
私は前回分解掃除をした時に向きがあることに気づかず、ジェネレータの針金を逆に取り付けていたようです。


このように取り付けて、最後にジャムナットを手で締め込みます。

手で締められるところまで締めこんでから工具を使います。

外すときと同様に13番のスパナを2本使ってジャムナットを締めます。
この時あまり力を入れすぎると、真鍮のネジを壊してしまいますので注意して下さい。
グイ~ッ と、力任せに締め上げるのではなく、スパナで軽く締めこんでから最後にキュッと締める感じで十分です。

後はバラした時と逆に順番で組み立てます。






では完成しましたので、燃焼テストをやってみましょう。
まずポンピングしてから、アルコールでプレヒートします。

アルコールをカップに注いで・・・・・

念入りにプレヒートしてから・・・・・

バルブを開いて点火!
良い感じで燃焼していますね(#^^#)
ちなみにこれが今回取り外した方のジェネレータです。

カーボンが付いて真っ黒ですね~

ちなみにこれがジェネレータの中に入っている針金のような部品なのですが、この先端に細い針のような物が付いています。
私はランタンに詳しくないので知らないのですが、これは何のための物なんでしょうね~
そしてこれが新品と旧品の穴の状態を撮影した写真です
上が新品、下が取り外し品です。


ピンぼけ写真で、あまりよくわかりませんが、そんなに違いがあるようにも思えないのですけどね~
とりあえず調子が良くなったので、これでOKとしましょう。
ジェネレータは消耗品と言われていますし、月1回以上キャンプをされるようなヘビーユーザーなら、途中で掃除をやったとしても年に1回くらいは交換をした方が良いのではないでしょうか。
これでしばらくは安心して使えそうです。
<お付き合いいただき、ありがとうございました>
今日は昨年11月に購入したコールマンケロシンランタン639C700ですが、今年の6月頃から何やら燃焼が悪くなり、ジェネレータの掃除を2度ほどやりました。
でも今ひとつカーボンの詰まりが取りきれていないのか? 使用中に内圧が下がった訳ではないのに暗くなる事があります。
という事で、今日はジェネレータの交換をやる事にしました。

日本国内で販売されていない639C700は、コールマンの修理サポートを受けられないため、もちろん自分でやらなければなりません。
部品の購入も通販ですね。
でも簡単ですので、ぜひご自分でやってみて下さい。

必要な工具はプラスドライバー、スパナ(13×2本)、メガネレンチ(11)です。
さてやってみましょう。
まず一番大切なところですが、タンク内に圧がかかていない事を確かめます。

つぎにトップのベンチレーターやグローブを外します。

そしてプラスドライバーを使って、燃料コックのつまみを外します。


次にプレヒート用のアルコールカップを持ちあげながら、ヒートシールドを取り外します。


マントルを付けたままで作業をしていますが、私がマントルをケチっただけで特に意味はありません(^^ゞ
そしてヒートシールドの下に隠れているボルトを、メガネレンチ11番を使って外します。
このボルトは最初はすごく固く締まっていて、初回は緩める時にスパナを滑らせそうになって苦労しました。


コールマン純正のメンテナンス用スパナを持っている人もおられるかも知れませんが、この十字架のような形のスパナでこのボルトを緩めるのは至難の業で、実際不可能です。 という事でご自分でメンテをやってみたい人は、ぜひこのメガネレンチ11番を購入されることをオススメします。

ボルトが外れたら、バーナーアセンブリーを持ち上げて外します。

最後にカラーと呼ばれる輪っかを外します。

そして次にいよいよジェネレータを外しますが、これにはスパナ13番が2本必要になります。
一本のスパナをバルブアセンブリー本体、もう一本のスパナをジェネレータの取り付け用ジャムナットにかけます。

そして2本のスパナを片手でグッと握ると、ナットは簡単に緩める事ができます。
方向を間違えないように気を付けて下さいね~

後はジャムナットを手で緩めてジェネレータをバルブアセンブリーから外します。
この時ジェネレータ内に溜まっている少量の灯油が漏れ出て来ますので、注意して下さいね。

これが新旧ジェネレータの比較です。
古い方は熱で曲ってしまっています。

これがバルブアセンブリーの内側にある、ジェネレータ内に挿入されている針金のような物の先を引っかける部分です。
私は前回分解掃除をした時に向きがあることに気づかず、ジェネレータの針金を逆に取り付けていたようです。


このように取り付けて、最後にジャムナットを手で締め込みます。

手で締められるところまで締めこんでから工具を使います。

外すときと同様に13番のスパナを2本使ってジャムナットを締めます。
この時あまり力を入れすぎると、真鍮のネジを壊してしまいますので注意して下さい。
グイ~ッ と、力任せに締め上げるのではなく、スパナで軽く締めこんでから最後にキュッと締める感じで十分です。

後はバラした時と逆に順番で組み立てます。






では完成しましたので、燃焼テストをやってみましょう。
まずポンピングしてから、アルコールでプレヒートします。

アルコールをカップに注いで・・・・・

念入りにプレヒートしてから・・・・・

バルブを開いて点火!
良い感じで燃焼していますね(#^^#)
ちなみにこれが今回取り外した方のジェネレータです。

カーボンが付いて真っ黒ですね~

ちなみにこれがジェネレータの中に入っている針金のような部品なのですが、この先端に細い針のような物が付いています。
私はランタンに詳しくないので知らないのですが、これは何のための物なんでしょうね~
そしてこれが新品と旧品の穴の状態を撮影した写真です
上が新品、下が取り外し品です。


ピンぼけ写真で、あまりよくわかりませんが、そんなに違いがあるようにも思えないのですけどね~
とりあえず調子が良くなったので、これでOKとしましょう。
ジェネレータは消耗品と言われていますし、月1回以上キャンプをされるようなヘビーユーザーなら、途中で掃除をやったとしても年に1回くらいは交換をした方が良いのではないでしょうか。
これでしばらくは安心して使えそうです。
<お付き合いいただき、ありがとうございました>
この記事へのコメント
こんばんわ!
年末の旅行前にしっかりギアのメンテナンスアタマが下がりますm(_ _)m
これだけきっちりと説明&写真をのせてくれたら今までスルーしていた人もわかりやすいのでやってみようって気になりそうですね!
弁が着いているので可能性は低いといえど燃焼率低下だけではなくて不完全燃焼による暴発も無いわけではないのでテント内で使われる方は必ずメンテした方が良いですからねぇ。
年末の旅行前にしっかりギアのメンテナンスアタマが下がりますm(_ _)m
これだけきっちりと説明&写真をのせてくれたら今までスルーしていた人もわかりやすいのでやってみようって気になりそうですね!
弁が着いているので可能性は低いといえど燃焼率低下だけではなくて不完全燃焼による暴発も無いわけではないのでテント内で使われる方は必ずメンテした方が良いですからねぇ。
転楽さん こんばんは(^^)
このケロシンランタンは、日本のコールマンはメンテナンスをやってくれないから、自分でやるしかないんですよね~でもそんなに複雑な物でも無いし、自分でやればまた愛着も湧きますね。ジェネレータはやはり消耗品みたいです。
爆発はどうかわかりませんが、うまく灯油が気化しないと炎上しますね。テントの中で炎上したら、ちょっと怖いですね!そんな事にならないように、しっかりメンテして使おうと思います(^^)/
このケロシンランタンは、日本のコールマンはメンテナンスをやってくれないから、自分でやるしかないんですよね~でもそんなに複雑な物でも無いし、自分でやればまた愛着も湧きますね。ジェネレータはやはり消耗品みたいです。
爆発はどうかわかりませんが、うまく灯油が気化しないと炎上しますね。テントの中で炎上したら、ちょっと怖いですね!そんな事にならないように、しっかりメンテして使おうと思います(^^)/
こんばんは(^ ^)
すごいお役立ち情報ですね
確かに真ん中のボルト緩めるには、その工具ですね
それってリングスパナとおっしゃってますがメガネレンチの方がピンと来るような気もします
しかし
このケロシンランタン
去年の10月くらいから欲しい物リストに入りっ放しなんですよね
欲しいなーww
すごいお役立ち情報ですね
確かに真ん中のボルト緩めるには、その工具ですね
それってリングスパナとおっしゃってますがメガネレンチの方がピンと来るような気もします
しかし
このケロシンランタン
去年の10月くらいから欲しい物リストに入りっ放しなんですよね
欲しいなーww
shinnさん こんばんは(^^)
メガネレンチに訂正しておきました。ご指摘ありがとうございます。英語でもwrenchですね。
ケロシンランタンは冬は小型ストーブのように暖かいし、明るくて、燃料費も安いし、とてもいいですよ! メンテする楽しみもありますしね(^^)
ぜひお一つどうぞ(^^)/
メガネレンチに訂正しておきました。ご指摘ありがとうございます。英語でもwrenchですね。
ケロシンランタンは冬は小型ストーブのように暖かいし、明るくて、燃料費も安いし、とてもいいですよ! メンテする楽しみもありますしね(^^)
ぜひお一つどうぞ(^^)/
こんばんは~!
すごい技術ですね(*´∀`)
ケシロンランタンを持っていないので詳しいことは分かりませんが、そんな簡単にできることじゃないような気がします!
うちは基本チビキャン(父子キャンプ)なんで手がかからないルーメナーあたりを狙っていますが、確かに自分でメンテすると愛着がわきそうですね。
いつかはゲットしたいです!
すごい技術ですね(*´∀`)
ケシロンランタンを持っていないので詳しいことは分かりませんが、そんな簡単にできることじゃないような気がします!
うちは基本チビキャン(父子キャンプ)なんで手がかからないルーメナーあたりを狙っていますが、確かに自分でメンテすると愛着がわきそうですね。
いつかはゲットしたいです!
こんばんは~
ジェネレータの中に入っている針金のような部品→旦那に聞いたら、ニードルと言ってました。
灯油の吹き出し量を調整するものだそうですよ(*^^*)
うちの旦那も自分でメンテナンスしますが、どうしても駄目な時はノースフィールドの店長さんとこへ持っていきます。
うちが買ったケロシンランタンは今のところ絶好調で、ちょっとしたメンテナンスでなんとかなってます♪
ちなみに暗くなる現象、個体差があるようです。
うちは639を2台持ってますが、貰った方はちょっと圧が抜けやすいし暗いです~
ジェネレータの中に入っている針金のような部品→旦那に聞いたら、ニードルと言ってました。
灯油の吹き出し量を調整するものだそうですよ(*^^*)
うちの旦那も自分でメンテナンスしますが、どうしても駄目な時はノースフィールドの店長さんとこへ持っていきます。
うちが買ったケロシンランタンは今のところ絶好調で、ちょっとしたメンテナンスでなんとかなってます♪
ちなみに暗くなる現象、個体差があるようです。
うちは639を2台持ってますが、貰った方はちょっと圧が抜けやすいし暗いです~
yashiさん おはようございます(^^)
そんな技術なんて、大袈裟な物ではないですが、自分でやるなら工具を使う時の手加減とかは大切かも知れませんね。壊す可能性もありますから、ポイントはそこだけです。
でもお子さんと父子キャンプだったら、ルーメナーと言うのもよくわかりますね~スイッチ入れるだけで明るくなるのは楽チンです。そうしてみると、手のかかるケロシンランタンは半分趣味の世界という感じですね(^^)/
そんな技術なんて、大袈裟な物ではないですが、自分でやるなら工具を使う時の手加減とかは大切かも知れませんね。壊す可能性もありますから、ポイントはそこだけです。
でもお子さんと父子キャンプだったら、ルーメナーと言うのもよくわかりますね~スイッチ入れるだけで明るくなるのは楽チンです。そうしてみると、手のかかるケロシンランタンは半分趣味の世界という感じですね(^^)/
ちびままさん おはようございます(^^)
ニードルというのですね。燃料の噴霧量を調整するのですね。ありがとうございます。
個体差があるとの事、多分そうなのでしょうね。圧力をかけて使う物なので、微妙な部品の出来でかなり性能に差が出るのだろうと思います。
でも手の掛かるやつも、なかなか可愛くて愛着がわくものですね(^^)/
ニードルというのですね。燃料の噴霧量を調整するのですね。ありがとうございます。
個体差があるとの事、多分そうなのでしょうね。圧力をかけて使う物なので、微妙な部品の出来でかなり性能に差が出るのだろうと思います。
でも手の掛かるやつも、なかなか可愛くて愛着がわくものですね(^^)/
初めてコメントさせていただきます。
私のブログにもコメントありがとうございますm(_ _)m
ケロシンランタンを購入したばかりの私にはとてもためになる記事なので今後の参考にさせていただきます!
今後も何かとブログにお邪魔するかと思いますので、お気に入りに登録させてください!よろしくお願いします!!
私のブログにもコメントありがとうございますm(_ _)m
ケロシンランタンを購入したばかりの私にはとてもためになる記事なので今後の参考にさせていただきます!
今後も何かとブログにお邪魔するかと思いますので、お気に入りに登録させてください!よろしくお願いします!!
wada0917さん こんにちは(^^)
コメントありがとうございます。ケロシンランタンは手間がかかる所が、また愛着も湧きますね。
私のブログではあまりランタンの記事はありませんが、よろしかったら他のやつも見てやって下さい。今後ともお付き合いよろしくお願いします(^^)/
コメントありがとうございます。ケロシンランタンは手間がかかる所が、また愛着も湧きますね。
私のブログではあまりランタンの記事はありませんが、よろしかったら他のやつも見てやって下さい。今後ともお付き合いよろしくお願いします(^^)/
こんばんは〜♪
ちびままさんも答えてますが、細い針金はニードルです(^^)
燃料の調整や掃除が役割なので、その細いやつが折れたりすると、ほぼ即死状態ですぐ詰まって炎上しますw
ケロの場合は、ほぼ掃除専用(基本全開なので)ですよー
前回の掃除の際にジェネ逆転付けされたとの事なので、抜けが悪くなったのだと思います(^^)
ちびままさんも答えてますが、細い針金はニードルです(^^)
燃料の調整や掃除が役割なので、その細いやつが折れたりすると、ほぼ即死状態ですぐ詰まって炎上しますw
ケロの場合は、ほぼ掃除専用(基本全開なので)ですよー
前回の掃除の際にジェネ逆転付けされたとの事なので、抜けが悪くなったのだと思います(^^)
ゆっきいさん おはようございます(^^)
さすがケロ神様、詳しいですね。でもあの細いニードルで流量調整するとなると、ジェネレータの中は先細りのテーパーになっているのでしょうか。いずれにしても、かなり繊細な物ですね。
ジェネレータの向きを間違えたから、圧がかかっているのに暗くなる現象になったのですね。勉強になりました(^^)/
さすがケロ神様、詳しいですね。でもあの細いニードルで流量調整するとなると、ジェネレータの中は先細りのテーパーになっているのでしょうか。いずれにしても、かなり繊細な物ですね。
ジェネレータの向きを間違えたから、圧がかかっているのに暗くなる現象になったのですね。勉強になりました(^^)/